ビル管理・ビルメンまとめ

未経験者向けの転職情報から現在ビルメンとして働き始めたばかりの方向けの情報まで幅広くまとめています。

カテゴリ: 用語集

ビルの管理は警備さんとの連携が必須です。
ビルメンとして知っておくべき警備用語をまとめました。


ITV
監視カメラの映像が映っているモニターのこと。

トラバー
2つのカラーコーンを連結する黄色と黒のトラ色のバー。通行規制に用いる。

立哨(りっしょう)
一定の場所に立つ警備業務。

サムターン
内鍵でよく使われる鍵。ひねって開閉を行う。

機械警備
センサーによる遠隔警備のこと。

警備業法
警備員の業務や研修について規定している法律。
警備員は高いモラルを求められる為、研修が非常に多い。

1号業務
いわゆる施設警備に相当する区分。
ビルメンと関わる警備員さんはこれ。

2号業務
工事現場や駐車場の車両誘導や人の案内を行う区分

3号業務
運搬物の警備の区分

4業業務
ボディーガードのような身辺警備の区分

清掃仕様
清掃の契約を結んだ際の決まり事。
清掃範囲や清掃頻度は契約で決まっており、汚れているからと言って何でも清掃員に掃除させると後々問題になる。

スポット清掃
日常清掃の契約にない特別な清掃の契約を結んで実施すること。

SK
清掃用の洗い場。
通常の洗面台などとは分けて使用される。

アップライト
掃除機の種類。

ポリッシャー
床を磨く機械。
ワックスの剥離にも使われる。

フラワークリーン
はたきのような高所を清掃する道具。

除塵(じょじん)
掃除機による清掃のこと。
仕様書でよく使用される表現。

直流
決まった一方向へ流れる電流の事。
例として電池が挙げられる。

交流
電気が一定の周期で向きを変える電流。
エネルギー損失が少ないため、送電は一般的に交流で行われる。

電圧
電気にかかる圧力。単位は[V]
42V以上で感電した場合、死亡の可能性がある。
一般的なコンセント回路は約100V。
ビルの受電は6600Vで行われる事が多い。

弱電
感電の危険性が低い電圧帯の事。主に通信機器で用いられる。
明確な定義は存在しないが、50Vないし60Vあたりを基準に呼ぶ事が多い。

低圧
直流で750V以下。交流では600V以下の事。
一般的に第二種電気工事士が関わる範囲となる。

高圧
直流では750Vを超え、交流では600Vを超える電圧であり
なおかつ7000V以下の電圧を指す。
一般的に第一種電気工事士が関わる範囲となる。

短絡(たんらく)
電気回路において、2点の電線が抵抗を持たずに繋がる事。
消費する抵抗がないため、強い電流が一瞬で流れ、そのジュール熱によって火花が散る。

地絡(ちらく)
電線の絶縁不良により電気回路と地面が接続されてしまうこと。

変圧器
電圧を変える設備の事。トランスとも呼ぶ

ビルメンとして最低限知っておくべき不動産に関する基本的な用語集です

専用部
ビルやマンションでお客様に貸し出しているエリア。
収益を行っている部分。

共用部
廊下や非常階段、エレベーターなどお客様に貸し出していない共用で利用しているエリア。

1坪
3.31㎡の事。
1坪=約2畳。
1辺は約180cmとなる。

延べ面積
各階の面積の総和。

賃貸面積
廊下やエレベーターなどの共用部分を除いた賃貸エリアだけの面積のこと。
収益に直結する。

建ぺい率
敷地面積に対する建築面積の割合のこと。

基準階
通常、高層ビルでは2階以上の廊下や階段、トイレなどは同じような平面図となる。
配管などを縦に真っ直ぐ通す為である。
どのフロアでも見られるような規格化されているそのビルの標準的な階を言う。

ファシリティー
設備、施設の事。
設備や建物の管理を行っている社名によく利用される。
例:◯◯ファシリティーズ

オーナー
建物の所有者の事。
もしくは所有会社を指す。

プロパティマネジメント
不動産のオーナーから委託を受け、建物の経営や運営管理を行う事、もしくはそれを目的とする会社。
通称PM。
テナントの誘致や契約締結業務など、人を相手にした仕事が多い。
誤解を恐れず安易に説明すると、スーツを着て仕事をする業務内容となる。
多くのビル管理会社はここから更に委託を受ける事になる為、事実上のオーナーのような扱いとなる事も多い。

ビルマネジメント
不動産のオーナーやPMから委託を受け、建物の運営管理を行う事、もしくはそれを目的とする会社。
通称BM。
PMと同じように建物の運営管理を行うが、テナントの誘致や契約には経営には直接関わらない。
設備の管理や、清掃、警備など、いわゆる現場の管理を行う。
ビルメンと呼ばれる仕事は通常、これを指す。

RC造
鉄筋コンクリート造の事。
圧縮に強いコンクリートと張力に強い鉄を組み合わせ、強い強度を誇る。

内見
専有部を貸し出す前にお客様が見学する事。
ビルでもマンションと同様に下見に来られる事が多い。

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