ビル管理・ビルメンまとめ

未経験者向けの転職情報から現在ビルメンとして働き始めたばかりの方向けの情報まで幅広くまとめています。

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クランプメーターとは
クランプメーターは電流を測定するための装置です。
テスターも電流を測定する機能はありますが、クランプメーターの方がより簡単に安全に測定する事ができるため、電流の測定には一般的にクランプメーターが用いられます。
クランプメーターは扱いが容易で事故にも繋がりづらいため、比較的初心者向けの測定装置と言えます。
だからと言って現場で勝手に持ち出す事はせず、必ず先輩に使い方と了承を得てから使いましょう。

クランプメーターの使い方
クランプメーターは先が輪っかのようになっていて、手元のボタンを押すと輪っかが開くようになっています。
電源を入れた後、電線を輪っかの中に入れるだけで電流値が測定できます。
もし電流値が正しく測定出来ない場合、次のような可能性が考えられます。

・電池切れ
・電流値の大きさが合っていない
・電流が来ていない


電池切れの場合は、クランプメーターに合った新しい乾電池に交換して下さい。
電流値の大きさがあっていない場合、クランプメーターのツマミ等で測定する電流値の大きさに収まるような測定範囲を設定してください。設定より大きな電流値は測定する事が出来ません。
最後に電流値が0の場合は、電流そのものが来ていない可能性があります。検電器などで電気が来ているか調べましょう。

クランプメーターは電流を測定する装置ですが、それを利用して漏電を追う事が可能です。
また別の記事で詳しく書いていこうと思います。

ビルメンは業務上、様々な工具を使います。
普通の会社員からビルメンに転職された方には馴染みのないものだったり、似たような工具が多く困惑される事が多いと思います。
ここでは使用頻度の高い工具について簡単に説明していきます。

ドライバー
基本中の基本、ネジを固定したり外したりする道具です。
固定箇所が複数ある場合、全ての場所でネジを仮止めしてから順番に増す締めするのが一般的です。

貫通ドライバー
ネジを回す金属部分が持ち手部分の奥まで貫通して繋がっているドライバー。
強度が強く、ネジが固着してしまっている時に上から叩いて衝撃でネジを緩める事が出来る。
非貫通の通常のドライバーを上から叩くと壊れる可能性がある。

ウォーターポンププライヤー
配管工事でナット部分などを回す為に使われる工具。口の開きの大きさが調整できるため、様々な配管の経に対応出来る。
過去に流行した固有の商品名であるアンギラという名前で呼ばれる事もある。
給排水関係の修繕にはとりあえず持っていくと便利。

モンキーレンチ
ボルト等を回す道具。あごの大きさをウォームギアで調整出来る。
一つで様々な大きさのボルトに対応出来るため常に持ち歩いていると便利。

ペンチ
先端で物を挟んだり、刃の部分で切ったりできる多目的工具。
綺麗な切口にしたい場合はニッパーを使用した方がよい。

ニッパー
切る事を目的とした工具。ワイヤーの切断に使用する。
硬いものを切断する時にグリグリすると刃こぼれの原因になる。
硬いワイヤーの切断等で雑に扱う場合はペンチの方がよい。

ラジオペンチ
先端が長く尖ったペンチ。
細い場所で物を挟んだり作業する時に使用する。

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