ビルメンは業務上、様々な工具を使います。
普通の会社員からビルメンに転職された方には馴染みのないものだったり、似たような工具が多く困惑される事が多いと思います。
ここでは使用頻度の高い工具について簡単に説明していきます。

ドライバー
基本中の基本、ネジを固定したり外したりする道具です。
固定箇所が複数ある場合、全ての場所でネジを仮止めしてから順番に増す締めするのが一般的です。

貫通ドライバー
ネジを回す金属部分が持ち手部分の奥まで貫通して繋がっているドライバー。
強度が強く、ネジが固着してしまっている時に上から叩いて衝撃でネジを緩める事が出来る。
非貫通の通常のドライバーを上から叩くと壊れる可能性がある。

ウォーターポンププライヤー
配管工事でナット部分などを回す為に使われる工具。口の開きの大きさが調整できるため、様々な配管の経に対応出来る。
過去に流行した固有の商品名であるアンギラという名前で呼ばれる事もある。
給排水関係の修繕にはとりあえず持っていくと便利。

モンキーレンチ
ボルト等を回す道具。あごの大きさをウォームギアで調整出来る。
一つで様々な大きさのボルトに対応出来るため常に持ち歩いていると便利。

ペンチ
先端で物を挟んだり、刃の部分で切ったりできる多目的工具。
綺麗な切口にしたい場合はニッパーを使用した方がよい。

ニッパー
切る事を目的とした工具。ワイヤーの切断に使用する。
硬いものを切断する時にグリグリすると刃こぼれの原因になる。
硬いワイヤーの切断等で雑に扱う場合はペンチの方がよい。

ラジオペンチ
先端が長く尖ったペンチ。
細い場所で物を挟んだり作業する時に使用する。